子供と大人の感受性

現在、ドルチェの庭はこちらにお引っ越ししました。



夏休みが終わり、ホッとしましたね〜。


我が家では子供の宿題は殆ど手伝わなかかったのですが、読書感想文だけはチェックしました。

夏休み中、子供が「今年の読書感想文は『十四の瞳』にする!」と言った時点でトホホ・・・となってしまったのですが(5人足りないsad)・・・・。


子供が下書きをした文章を読むと、イライラ・・・angry

『二十四の瞳』は私も小学校のときに読みました。今年、本当に久しぶりにページをぱらぱらとめくって読んでみたのですが、子供の時には感じなかった悲しさがひしひしと押し寄せてきました。


子供の時には何もわかっていなかったのかもしれません。あるいは、子供なりには何かを感じ取っていたのかもしれないのに、当時の感情を忘れてしまったのかもしれません。



昨日、小学校3年生の読み聞かせで『ありがとう、フォルカーせんせい』を読みましたが、子供達はどれくらい感じ取ってくれたでしょうか。




「子供は感受性豊か」と聞いたことがありますが、大人も感受性豊かなのでは?

神経は図太くなりますが(私だけ?)感受性は錆び付かないようにしたいですね。



楽譜の購入

昨日の午後、地元の楽器店、開進堂楽器さんでピアノ購入の手続きをしてきました。


スッキリしたようなホッとしたような・・・。


納入は明日。台風が近づいているので天気が心配です。




ピアノの手続きの後、時間があったのでゆっくり楽譜を見ることができました。普段、生徒さん達の楽譜はアマゾンで注文することもありますが、中身を確認したり教材を比較するには、実際に手に取ってみないとわかりません。




楽譜の他に、勉強したいと思っていることのテキストと以前から購入したかった本が置いてあり、大きな収穫でした。

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勉強したいこと、読みたい本が次々あり、どれから手を付けてよいのか迷ってしまいます。こういう迷っている時間が幸せなのですよね。



話は変わりますが・・・。


昨日、NHKBSで「もうひとつのショパンコンクール」が再放送されました。前回、録画の予約をしていたのに最後の10分しか録画されていなくて残念だったので、今回はちゃんと録画できてホッとしました。


早く見たくてうずうずしているのですが、しばらく時間がないので子供の夏休みが終わったらゆっくり見たいと思います。





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永遠のピアノ

8月も後半に入りました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は夏休みの後半はレッスン室の模様替えをしたり、親戚が泊まりに来たりお出かけしたりしてバタバタと過ごしています。

レッスン室の模様替えはまだまだ時間がかかりそうなので、生徒さん達はレッスンの時にギョッとするかも・・・coldsweats01



秋頃には落ち着くようにしたいと思いますhappy01



慌ただしい毎日ですが、夜、静かになった時に少しだけ読書をしています。

今読んでいる本はこちら。




先日BSプレミアムで放送されたシュ・シャオメイ氏のドキュメンタリーがとても印象に残ったので、本も読みたくなりました。


まだ途中なのですが、一人の女性ピアニストが文化大革命に翻弄され、それでもピアニストとして生きていく壮絶な様子が描かれています。


子供時代に文化大革命が起こり、生活が変わっていく様子、洗脳されていく描写は読んでいて辛くなります。




多くの音楽家が時代に翻弄されたことは知られていますが、だからこそ素晴らしい作品を残したり、演奏できたりするのでしょうか。




テレビ番組で演奏していたゴールドベルグが物悲しく聴こえたのは、シュ・シャオメイ氏が一般的なピアニストとは違う、過酷な半生を生き抜いてきたらかもしれません。



8月の後半、夏バテせずにお過ごしくださいねnote


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Photo         モフモフだけど暑い場所が大好きにゃん

ほめると子供はダメになる

何年も前から「褒めて育てる」子育て本が主流で、私もそういう内容の本を何冊も読んできました。


先日、そういう考え方に一石を投じたような本を読みました。




「ほめると子供はダメになる」


ちょっとビックリするタイトルですが、実際、この本を読んでみると褒めることで子供がダメになると書いてあるわけではありませんでした。


むやみに褒めることで「褒められ中毒」の子供を育てるのではなく、いつ、どのように褒めるべきなのか。叱ることの大切さ、大人として子供を叱ることから逃げてはいけない、というようなことが書いてあります。



あまり叱られずに育てられた子供と叱られて育った子を調査したところ、叱られて育った子供の方が成長したときにモチベーションが高く粘り強いという結果が出だということです。



そして何より興味深かったのが、「子供を褒めて自己肯定感を育てよう」という内容の子育ての本がありますが、この本の中では「自己肯定感は周囲が与えるものではない。壁にぶつかり、頑張っても思うような成果が出ないことに悩み苦しみ、それでも頑張り抜いて自分に力がつき、壁を乗り越えることによって、あるいは壁を乗り越えることができなくても、力を尽くしたという充実感を通して、徐々に培われていくものではないだろうか」と書かれています。



考え方はそれぞれですが、子育て真っ最中の方、これから子育てをする方、子供と関わる仕事をしている大人の方にはぜひお薦めの本です。

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10代からの子育てハッピーアドバイス

タイトルに魅かれて<10代からのハッピーアドバイス>という本を読みました。

子供が小さい時に同じシリーズの幼児向けの本を読んだことがありますが、10代になると内容が全然違いました。

この本の殆どがいじめと自殺に関わることで、読んでいて辛かったです。







子供が10代になると友達同士の人間関係が少し難しくなり、悩んでいる子供を見て自分も悩む、というこを私も経験したことがあります。

以前、年上の友人が「子供が成長すると体力的に子育ては楽になるけど、悩みはクレッシェンドしていくのよ」と話してくれたことがあり、今になって少し実感するようになりました。

本のはじめに『子ども心を育てるうえでいちばん大切なのは、自己評価(自己肯定感、自尊感情)といわれるものを育むことだ』と書いてありました。

私の教室の生徒さんたちは自己評価の高そうなお子さんばかりでhappy01ご両親がしっかり子育てされているのが伝わってきます。

生徒さんのお母様でお読みになりたい方は、お貸ししますのでお申し出くださいねhappy01



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Photo           人間って大変だニャンnote

羊と鋼の森

先日読んだ本が、今年の本屋大賞1位でした。

『羊と鋼の森』という若い調律師のお話です。



『羊』はピアノのハンマーの素材であるフェルト、『鋼』はピアノ線。

『羊と鋼の森』はピアノのことを表しているようです。


私はピアノと関わっているので、調律師の考えていること、ピアノの世界のことなどが面白く引き込まれるように読みましたが、ピアノを弾いたことがない方は知らない世界を知ることができるので、もっと興味深く読めるかもしれません。


大きな事件が起きることもなく、若い調律師の心情や成長が、まるで静かで穏やかな音楽が流れていくように綴られいます。

特に音楽や風景の描写は詩のように美しく、情景が目に浮かぶようでした。


が、その反面、音楽に関わっている人なら一度や二度は感ずる不安定な気持ちを登場人物が語っていて、はっとすることが度々ありました。


たまたま先月読んだ「君の膵臓を食べたい」が本屋大賞の2位になっていて、こちらはかなり劇的な内容でしたので、「羊と鋼の森」のような静かな本が1位に選ばれるたことに少々驚きました。

本当にどちらも面白かったのですが、調律師が主人公のお話が1位に選ばれて嬉しいです。

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『君の膵臓をたべたい』

先週の金曜日から家の用事で東京に行っていました。


用事をこなすだけの滞在だったので遊んだり出来なかったのですが、新幹線の中で以前から読みたかった本を読むことができました。


それがこちら。

ベストセラーなのでもうお読みになった方も多いと思います。



昨年の夏に書店で見つけてタイトルのインパクトにビックリし、その後、どの書店に行ってもランキングに入っているので気になっていました。



タイトルは強烈ですが、高校生達が主人公の悲しく切なく、爽やかなストーリーです。



そして、読み進めていくうちに最初はギョッとしたタイトルの意味に泣くことになります。

登場する高校生達の言葉の一つ一つに考えさせられました。


うちのオットも「面白かった」と言っているので本当にお薦めです。


もう一度読み直そうと思います。



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弟子から見たショパン

最近もう一度ショパンの勉強をしたいと思い、本を読み始めました。


それがこちら。

ショパンの弟子達によるショパンの教育法と演奏美学の本です。


ショパンは作曲家、ピアニストであり、そして非常に優れた指導者だったことも有名。


ショパンの弟子達が語るショパンはリアルに想像でき、ああ、そうなのか・・・と納得することばかり。分厚いのでなかなか進みませんが、本当に勉強になります。


本の帯に「作品の解釈を読んでいるといつのまにか、ショパンから直接レッスンを受けているような気持ちになる」と書いてあるのですが、本当にその通りです。


なぜ今までこの本を読まずにショパンを弾いたり教えたりしていたのだろう・・・と反省しています。

これから生徒さんたちのレッスンにも自分の練習にも生かせそうです。


新品が入手しにくいのか中古が高値で販売されていますが、私は新品で購入できましたhappy01


そういえば、先日届いたAmazonの箱がとても可愛かったですhappy01

Amazon           かわいいでしょ!


年の瀬で慌ただしいというのに、本を読んで現実逃避しておりますcoldsweats01



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ぼくは12歳

今日は小学校の6年生のクラスで読み聞かせの活動をしました。


普段は絵本を読むことが多いのですが、6年生の子供達に聞いてもらいたくて、『僕は12歳』という詩集の中から詩を読みました。

私が小学生のときに読んで衝撃を受けた詩集です。うちの子が12歳になったら読ませようと思って用意していました。

この詩集には、岡真史さんという12歳の男の子が小学校6年生から中学1年生にかけて書いた詩が収められています。



岡真史さんは12歳9ヶ月の時に投身自殺をして亡くなっています。今、生きていらっしゃったら50歳を過ぎているはず。


12歳の男の子が書いたとは思えない、鋭い感性にただただ圧倒されます。



私が子供の時に強烈な印象を受けた詩が2つあるのでご紹介しますね。



『ひとり』

ひとり

ただくずされるのを

まつだけ



『ぼくはしなない』

ぼくはしぬかもしれない

でもぼくはしねない

いやしなないんだ

ぼくだけは

ぜったいにしなない

なぜならば

ぼくは

じぶんじしんだから




ひとつひとつの言葉が突き刺さるようです。

この2つの詩はずっと長い間私の中に残っていて、時々思い出していました。

この本の中には読書感想文や母親の手記なども収められているのですが、私自身が大人になり親になってから読み返すと、悲しすぎて胸が苦しくなります。

今日、6年生の子供達は静かに聞き入ってくれました。


深い内容ですが、一文でも子供達の心に残ればと思います。

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楽譜の向こう側

2ヶ月ほど前に購入した音楽理論の本を、ようやく読み始めることができました。(他の本がなかなか読み終わらなかったので)

それがこちら、「楽譜の向こう側」。


音楽理論の本は数多く読んでいますが、この本は理論の説明にとどまらず、それをどう演奏表現に結びつけていくか、というアドバイスが書かれていて、とても勉強になります。


かなり面白いです。


例えばアクセントや縦線(小節線)の本当の意味など、知っているつもりになっているけれどあまりわかっていなかったことの説明もあり、実際どう演奏するのかということも書いてあります。


ところどころ文学的な表現もあってうっとりしてしまったり・・・。




私が以前から気になっていたモーツアルトのピアノソナタKV545の第一楽章の再現部の調についても書かれていました。


このソナタは提示部はハ長調なのに再現部がヘ長調で、興味深いと思っていたのですが、それについて「予想され期待された主調への回帰がなされなかった瞬間である。聴き手の一歩先を行く巧妙な駆け引き」と書かれていて、「そうだったのね!」と納得しました。


音楽理論の本の中でもかなり面白く勉強になります。


マニアックな方にお薦めの一冊です。



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