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羊と鋼の森

先日読んだ本が、今年の本屋大賞1位でした。

『羊と鋼の森』という若い調律師のお話です。



『羊』はピアノのハンマーの素材であるフェルト、『鋼』はピアノ線。

『羊と鋼の森』はピアノのことを表しているようです。


私はピアノと関わっているので、調律師の考えていること、ピアノの世界のことなどが面白く引き込まれるように読みましたが、ピアノを弾いたことがない方は知らない世界を知ることができるので、もっと興味深く読めるかもしれません。


大きな事件が起きることもなく、若い調律師の心情や成長が、まるで静かで穏やかな音楽が流れていくように綴られいます。

特に音楽や風景の描写は詩のように美しく、情景が目に浮かぶようでした。


が、その反面、音楽に関わっている人なら一度や二度は感ずる不安定な気持ちを登場人物が語っていて、はっとすることが度々ありました。


たまたま先月読んだ「君の膵臓を食べたい」が本屋大賞の2位になっていて、こちらはかなり劇的な内容でしたので、「羊と鋼の森」のような静かな本が1位に選ばれるたことに少々驚きました。

本当にどちらも面白かったのですが、調律師が主人公のお話が1位に選ばれて嬉しいです。

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